ひるね

2011年 02月 08日 ( 3 )

空転

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by katsuraf | 2011-02-08 21:04 | Nikon D90

わかっているのに感情に支配される自分を許せなく思う

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by katsuraf | 2011-02-08 20:43 | Nikon D90

キログラム

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キログラム、それは誰もが知る、
「質量」の基本単位。

1キログラムの定義は?
それは「国際キログラム原器の質量」。
これは、1870年代に作成されたもので1キログラムの質量を示す。
パリの国際度量衡局というところで、このような気密容器の中に保存されている。
もちろん中は真空。
40個複製が作られてそのうちの一つが日本にもある。
※写真はさらにそのレプリカ

しかし年を重ねるにつれ、国際キログラム原器の質量も
ほんの少しずつだが変わってきてしまっているらしい。
それはそうだろう、人工物なのだから、時が経てば何かが付着したりするのだ。
洗浄処置をとったりもしているようだが、そうするとまた減量してしまったりと
この国際キログラム原器の質量ってやつは日々変化してしまっているのだ。

もともと単位というものは、このキログラムのように
基準となる人工物を決めて国際的に基準としていた。
しかし時が経つにつれ、様々な単位はこのように変化していく人工物に基づいて
定義するのではなく、普遍的な物理量に基づいて定義されるようになってきた。

そして最後に残ったのがこの「キログラム」なわけです。

今もちろんキログラムは他単位同様、
普遍的な物理量に基づく定義の提案&検討がされているのです。

よく考えたら、「単位」というのはものすごいものだと思った。
世界共通の単位が存在するということのすごさについて、
今更ながら唸ってしまった。
そしてその単位の定義が変わり続けてきたこと、
そして現在そのほとんどが普遍的な物理量に基づいているということ。
世界は共通の単位で語れるのだ。
その定義は、消えたり無くなったりしない。
今その可能性があるのは、「キログラム」だけなのだ。

世界というのはすごい。
世界の見え方がガラリと変わってしまった。
いや、自分が単純なだけなのか、
今までそういう感覚を得ずぼうっとして生きていただけなのか、
まあ両方その通りであると思うのだがそれはさておき、
物理、化学、地学など、今更ながらものすごく興味深く感じていて、
何か子どもの頃の忘れていた驚きの世界というか
何か一人で発見したときの興奮だとか
そういうのをどっと思い出したわけです。
そして、これからもそうやって生きたいと、
そう思ったわけです。

以上、
上野、国立科学博物館常設展にて。
「国際キログラム原器」を見て。
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by katsuraf | 2011-02-08 00:47 | Nikon D90